選手宣誓
混沌とした脳に順応している
消化不良は日常と化した
つまり出来ないが当たり前になっているという事
期待されてるとは思わないけど
生意気にも心は痛いのです
慰めの言葉が哀れみの目に取れてしまう
こんな僕は嫌いだなっていう像が
ついに完成されそうだ
甘えている
現状に甘えきっている
心も体もお金でさえも貯蓄を使い果たしてしまいそうなそんな気分
どうしたら僕は変われる?
その僕をどうすれば買われる?
飼われるのは嫌だけど代わりがいるのも嫌だし
代わり映えない日々におかわりはない
疑いもなく正面から見つめてくるあまりにも不可解な姿に、もうそろそろ呆れた溜息も底をつきそうだ
弱みを見せるのはできれば嫌で
でも全身弱点男の僕はどんな服を着ていようとバレてしまう
オチのない話
だらだらと惰性でお気に入りの文字を並べたもの
嫌気が差す。目を背ける。これだから僕は変われない
でも、とかだって、とか禁止期間にしようかしら
一度全て飲み込んで綺麗なものも汚いものも
憎たらしい笑顔も愛する人の涙だって全部飲み込んでまるまるに太ってやる
こんな朝とはおさらばしよう
もう二度と帰ってこないように鍵を投げ捨てよう