2021-02-14 月と傘 私はとんでもなく悪い事を積み重ねて生きている気がします。 罪を束ねて生きている気がします。 それは深夜2時半の時間柄でしょうか こんな時間に一人だからでしょうか いつもより甘めのカフェラテを口にする事でさえ罪な気がするし こんな静寂に独り言を口にする事なんて大罪です。 遠いところで、知らぬ街で眠る君に。僕の罪の束を手向けるよ もう腐ってるけど、水あげといて。 皮肉の束を君に手向けるよ 拗ねてもう螺旋状になっちまった束を 抱きしめてよ